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    レゴ®ロード・オブ・ザ・リング™ ブリックヘッズ モデルのディスプレイ方法

    レゴ®ロード・オブ・ザ・リング™ ブリックヘッズ モデルのディスプレイ方法

    説明書のその先の冒険へ踏み出して、特別なディスプレイであなたの家を“中つ国”のように演出しましょう。ロード・オブ・ザ・リング™のレゴ ブリックヘッズ モデルを美しく見せるカスタムディスプレイづくりの方法をご紹介します。

    今回は、ロード・オブ・ザ・リングの大ファンでもあるビルダーに、スペースを節約しながら、シリーズを象徴するキャラクターたちである灰色のガンダルフ™&バルログ™(40631)、そしてレゴラス&ギムリ(40751)を引き立てるディスプレイをつくってもらいました。素晴らしい作品の旅へ…「さあ、通られよ!」

    シーンを選ぶ

    灰色のガンダルフ™&バルログ™(40631)については、ファンビルダーは最初から再現すべき場所をはっきり決めていました。そう、あの橋の名場面です。まさに象徴的で、ブリックヘッズ モデルとの相性も完璧。しかしレゴラス&ギムリ(40751)となると話は別。再現できるシーンがあまりにも多く、「どれを選べばいいのか?」という問題に直面しました。

    最初はローハンの草原やヘルム峡谷など壮大な舞台に心が傾きましたが、スケールが大きすぎて、肝心のモデルが背景に埋もれてしまうことに気がつきました。そこでふとひらめいたのが——モリア!2人のキャラクター性にも合い、さらにガンダルフのシーンとのつながりも抜群。まさに一石二鳥の選択でした。

    ヒント:選んだシーンの形や質感をしっかり押さえて、それに合うブロックを賢く選ぶことが成功のカギです。

    組み立ての旅をはじめよう

    ファンビルダーは、レゴグループのデジタル組み立てソフト「Stud.io」を使って、まずはいくつかのデザイン案を試すところからはじめました。アドバイスはシンプルで実践的。まずはブリックヘッズ モデルの基礎版を土台にし、そこからシーンを広げていくこと。最終的にモデルをしっかり収める必要があるので、土台から組み始めるのが成功への近道なのです。

    ガンダルフ™&バルログ™

    このシーンで重視したのは、2つのパーツとして独立して飾れること、そして並べたときにしっかり“壮大さ”が伝わることでした。モデルの位置を高めに配置することでダイナミックさが生まれ、岩肌の質感は逆スロープと通常スロープの両方を組み合わせて表現。リアルな雰囲気を演出しています。

    目指したのは完璧な再現ではなく、あの名場面の本質や空気感をつかむこと。橋が組み上がったら、2体のモデルをそれぞれの台座へ配置して、いよいよ戦いの火ぶたが切られます!

    レゴラス&ギムリ

    ガンダルフのディスプレイの前に自然と収まるよう、このシーンはあえて低い位置で構成することにしました。

    モリアの崩れた瓦礫や放棄された坑道を再現するために、1x1の円形プレートや角度のついたタイルを使用。ビルダーは新しいテクニックとして、ヒンジにパーツを乗せて柱に角度をつける方法を採用し、ドラマチックな雰囲気を演出しています。巧みな技ですね!

    ベースが完成し、モデルを配置したあとは、灰色の世界にコントラストを出すために植物パーツなどのディテールを追加しました。

    ヒント:小さなディテールを目立たせたいときは、対照的な色を使うのが効果的です。

    自分らしくディスプレイ

    これで、あなたの“中つ国”の家計を圧迫することなくつくれる、伝説級のカスタム ロード・オブ・ザ・リング レゴ ブリックヘッズ ディスプレイの完成です。

    ロード・オブ・ザ・リング』に限らず、好きな映画やドラマシリーズでも、説明書を越えて自分らしい工夫を加えることで、ぐっと存在感のあるディスプレイになります。

    ガンダルフの言葉を借りるなら、「私たちに与えられた時間で何をするかを決めるだけだ」。

    その答えは…「組み立てよう」!

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