超特大レゴセットの飾り方

超特大レゴセットの飾り方

いったんレゴ®沼にはまったら、後戻りはできません。

そして、やればやるほど、さらに大きく、より高度な組み立てに挑戦したくなるもの。

しかし、組み立てた特大セットの置き場に困るという声もよく耳にします。

たとえば、最新のレゴ エッフェル塔は史上最高の高さ149cm!じっくりと時間をかけて組み立てを楽しみ、完成した暁には得も言われぬ充足感を味わえますが、それと同時にそのサイズには圧倒されるばかり。このジレンマをどうやって解決すればいいのか…。

特大レゴセットをつくってみたいけど、置く場所がない?

それだけのセットを時間をかけて完成させたら、そのディスプレイにもこだわりたいもの。そこで私たちは、特大セットコレクションが自慢の大人のレゴファンに飾り方のノウハウについて聞いてみました。

詳しくは、レゴ®歴代最多ピース数 トップ10をご覧ください。

既成概念の枠をとりはらう

ケープタウンに住むティモシー・スナイダーさんは、レゴ ミレニアム・ファルコンとホグワーツ城がご自慢。でも、この2つを飾るには、ちょっとした創意工夫が必要でした。

「寝具を入れていた戸棚をモデル専用のキャビネットにして、いつでもガラス越しに眺められるようにしました」

寝具用の戸棚に飾られたティモシーのホグワーツ城 ティモシーは、家の中のスペースをうまく利用することが大切だと言います。

視点を変える

ドイツ在住のマルク・フィリッピさんは特大モデルの愛好家。手塩にかけて組み立てたそれぞれのモデルをベストアングルで飾るため、日夜研究を重ねています。

「多くのミニチュアモデルは上から眺めるのが一番ですが、車などは天井に近い棚の上に置くとひときわ存在感を放ちます」

また、ディスプレイの角度を変えるだけでストーリー性を持たせることもできます。たとえば、飛行機や宇宙船のモデルを45度の角度で飾れば、空を飛んでいるかのような印象を与えます。

ティモシーのミレニアム・ファルコンのディスプレイ

自分のスタイルに合わせて

マルクとティモシーは、部屋のインテリアとの相性を考慮することも大切だと指摘します。ミニマリストのお部屋にレゴ エッフェル塔を置けば、ひときわ目を引くモダンなインテリアになるでしょう。

一方、レゴ タイタニック号のようなモデルは、重厚感のあるお部屋でこそ、その魅力を発揮します。

レゴ タイタニック号は全長135cm

芸術的オブジェ

レゴモデルを芸術作品のように飾ることについて、マルクは次のように語ります。

「私にとって、レゴモデルはお遊びではありません。厳選した自慢のオブジェです。その価値にふさわしく、堂々とディスプレイするため、十分なスペースをとって、ゴチャゴチャしないように気をつけています」

ディスプレイの工夫

「専用ガラスケースに飾れば見栄えはしますが、お金がかかります」とマルクは言います。

二人のアドバイスは、作品を安定して飾れるように、さまざまな方法を試してみること。コンピューターのモニターや台座、棚、ガラスなども役立ちます。

専用ガラスケースに飾られたマルクご自慢の特大モデル

ディスプレイの入れ替え

「一時展示のようなつもりでディスプレイを楽しむ手もあります。狭いアパートに住んでいたころは、2カ月ごとにディスプレイを入れ替えたり、ばらして箱にしまったりしていました」とマルクは言います。

完成した作品を飾ることで、そこから自由に物語が広がります。ティモシーは、レゴモデルでつくり上げた街にミニフィギュアを添えて、ストーリー性のある演出をしています。「レゴセットを組み合わせた街づくりの楽しさはもちろん、そこに遊び心の演出をプラスしたり、モデルの配置を変えたりできるので飽きることがありません」

スター誕生

すぐれたディスプレイには照明も重要です。どの位置にLED照明を設置するかで印象がガラリと変わります。モデルの背後から光を当てればディテールを際立たせ、下から当てれば迫力満点。特大セットの場合、背後に鏡を置くといちいち動かさなくても全体のディテールを一望できて便利です。

堂々とディスプレイを楽しもう

ティモシーご自慢のモジュールコレクションのディスプレイ

ティモシーからみなさんへ最後のアドバイスです。「とにかく楽しんでください。 楽しく遊ぶことが、レゴブロックのすべて。堂々とモデルを飾るのは、自分の好きなことを友だちや家族に理解してもらうチャンスでもあります。思いのままにディスプレイを楽しんで、よろこびを分かち合いましょう」

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