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クローン・トルーパー レゴ®ミニフィギュア コレクターズガイド

2002年〜2025年のレゴ® クローン・トルーパー コレクション

さあ、はるか彼方の銀河系へ!レゴ®スター・ウォーズ™のアーカイブから、過去20年以上にわたるクローン・トルーパーの歴史をいっしょに振り返ってみませんか?

クローン・トルーパーのミニフィギュアは、レゴ スター・ウォーズの世界の中でも特に人気の高いコレクションです。2002年以降、士官やパイロット、スペシャリストやコマンドーまで、100種類以上のバリエーションが登場してきました。クローン・トルーパー コレクションを網羅したタイムトラベルに出かける準備はいいですか?では、おなじみの合言葉をごいっしょに…「フォースとともにあらんことを」!

新三部作

旧三部作でほのめかされていたクローン戦争。その全貌がついに2002年公開の『クローンの攻撃』で明らかになり、クローン・トルーパーが初登場しました。

これに合わせて発売されたレゴ スター・ウォーズ セットの中で、リパブリック・ガンシップ(7163)に初めてクローン・トルーパーのミニフィギュアが登場。フェーズIスタイルのクローン・トルーパーは、曲線を帯びたフィンがついたヘルメットをかぶっており、スリットの下に装飾のない黒いヘッドパーツを組み合わせることでバイザーを表現していました。この手法は、1999年に発売されたスピーダーバイク(7128)の帝国のスカウト・トルーパーのミニフィギュアで初めて用いられたものでした。

その後、『シスの復讐』でスクリーン上に現れたのは、部隊ごとに色分けされたいろいろなクローン・トルーパー。これによりミニフィギュアのラインナップも一気に拡大し、2005年だけで7種類もの新デザインが追加されました。これらのトルーパーはフェーズIIアーマーをまとい、ヘルメットのスリットで黒いレンズを表現。中でも、希少なプリント入りの脚パーツを採用したキャッシークバージョンのスカウト・トルーパーは、数年前に開発された帝国のスカウト・トルーパー用のヘルメットを見事に活かした傑作でした。

そしてクローン・トルーパーのミニフィギュアがファンの定番として定着した2007年には、バトルパック シリーズを発売。最初のクローンバージョンとなるクローン・トルーパー バトルパック(7655)には、汎用型トルーパーから特定の部隊に属するものまでが付属し、その後の11種類に及ぶクローン・トルーパー バトルパックへと続いていきます。

2008年:アニメによる新たな進化

2008年に『クローン・ウォーズ』が公開されると、レゴ スター・ウォーズとクローン・トルーパーにも大きな変化が訪れました。フェーズIのクローン・トルーパーはアニメシリーズ特有のアートスタイルを反映する形でアップデートされ、オープンタイプのバイザーはプリントに置き換えられ、ヘルメットの形状はよりシンプルに、胴体のデコレーションも刷新されました。さらにこの年は、カラフルなマーキングや専用アクセサリー(バイザー、ポールドロン、カマ、レンジファインダー、フラッドライト)で個性を際立たせた3体のクローン・トルーパー士官が登場しました。

クローン・ウォーズ』に着想を得た各種セットは、その後のレゴ スター・ウォーズ シリーズの中心的な存在に。2009年にはさらにバリエーションが増え、現在もボバ・フェットのミニフィギュアに使われているジェットパックを背負ったクローン・ジェット・トルーパーも初登場しました。中でも印象的だったのはクローン・ウォーカー バトルパック(8014)で、3体の標準型トルーパーと1体のガンナーがセットになり、追加のアクセサリーパックで自分だけの部隊をカスタマイズできる内容となっていました。

新しい顔ぶれとリニューアルしたデザイン

2010年、フェーズIIのトルーパーヘルメット(スリットでバイザーを表現した旧タイプ)はリパブリック・スワンプスピーダー(8091)を最後にデザインがリニューアルされました。しかし、注目をさらったのはクローン・パイロットの新しいオープンタイプのヘルメットでした。ARC-170 スターファイター(8088)に付属するキャプテン・ジャグとその仲間は、実写版クローン・トルーパーとして初めてプリント入りの顔パーツを持つミニフィギュアとなりました(アニメ版『クローン・ウォーズ』由来のトルーパーは独自のアニメ調の顔パーツが用いられていました)。

2011年には、多数の新作ミニフィギュアが加わり、クローン・トルーパー人気がますます高まりました。まず登場したのはクローン・トルーパー バトルパック(7913)で、オレンジ色のマーキングが特徴の爆弾処理班クローン・トルーパー、ホーン中隊のクローン・トルーパー、そして新しいヘルメットを採用したARFトルーパーが付属。このヘルメットは同年、スター・ウォーズの日(5月4日)を記念して登場したシャドウARFトルーパーにも使用されました。さらに、リパブリック・フリゲート(7964)にはコマンダー・ウォルフとウルフパックのクローン・トルーパーが入り、キャプテン・レックスとコマンダー・コーディもこの年に再登場しました。

2012年にはエリート・クローン VS コマンド・ドロイド バトルパック(9488)に、ARCトルーパーとランコア大隊のARFトルーパーが加わりました。セットのボックスには名前が記されていなかったこのARCトルーパーは、『スター・ウォーズ/クローン・ウォーズ』の「カミーノ防衛」エピソードに登場した特定の兵士がモデルで、劇中では名前がつけられませんでしたが、『スター・ウォーズ/クローン・ウォーズ』の制作過程では「ハマー」と呼ばれていました。さらに同年、ジオノージアン・キャノン(9491)にはコマンダー・グリーが登場しました。

クローン、クローン、とにかくクローン!

2013年には、なんと14種類ものクローン・トルーパーが登場。これはそれ以前も以後もない最多記録で、いろいろなソースをもとにしたユニークなスタイルの組み合わせが楽しめる年となりました。アニメシリーズに着想を得たセットは依然として人気でしたが、定番のフェーズIトルーパーたちはフェーズIIアーマーへと移行し、新しいヘルメットが必要となりました。このタイミングでキャプテン・レックスにも変更が加えられ、初めてクローン・トルーパー 501部隊が仲間入りしました。

さらにこの年はジオノーシスの戦いをテーマにしたセットも登場し、実写版のデザインに合わせたフェーズIアーマーの新たな6体のクローン・トルーパーが加わりました。その中には4人の士官も含まれており、緑、青、ダークレッド、黄色のディテールで、それぞれサージェント、ルテナント、キャプテン、コマンダーの階級を表現していました。

同じく2013年、アニメシリーズ『ヨーダ・クロニクル』がスタート!賢者ヨーダの2種類のバージョンが登場し、特殊作戦部隊クローン・トルーパーとその指揮官も加わりました。特筆すべきは、これらのクローン・トルーパーはストームトルーパーのヘルメットを着用していて、精巧なプリントによってその形状が巧みにカモフラージュされていた点です。さらにこの年は、実写版クローン・トルーパーに共通して使われる標準のヘッドパーツが採用されたことでも知られています。ファンの間では「怒り顔クローン」と呼ばれ、レゴ スター・ウォーズコミュニティで親しまれています。

革新は2014年にも続き、フェーズIIクローン・トルーパーのバトルパックが2種類登場しました。キャッシーク クローン・トルーパー(75035)では、キャッシークバージョンのスカウト・トルーパーが再登場し、新たに第41精鋭兵団のトルーパーも加わりました。一方、ウータパウ クローン・トルーパー(75036)には、第212大隊のクローン・トルーパー2体とエアボーン・トルーパーが付属。迷彩仕様のコマンダー・グリーも加わり、キャッシークでの部隊指揮を担いました。

また、第91偵察兵団のダークレッドのトルーパーも復活。装飾のない標準的なフェーズIIクローン・トルーパーも2つのセットに採用されました。さらにアニメスタイルのクローン・トルーパーも2種類登場し、その中にはプリント入りの脚パーツをもつものも含まれていました。以降、脚のプリントはクローン・トルーパーのミニフィギュアに欠かせない定番の特徴となっていきます。

クローンフィーバーが一度落ち着く

2014年に『スター・ウォーズ/クローン・ウォーズ』が終了し、その後2020年に最終シーズンとして一時的に復活するまでの間、レゴ スター・ウォーズはクローン・トルーパーのミニフィギュアから少し離れ、新作映画や旧三部作にシフトしていきました。それでもクローン戦争時代の乗り物は時折登場し、2015年にはジオノーシス仕様のクローン・トルーパー2体、2017年にはアップデート版のクローン・トルーパー・ガンナーが加わりました。さらに『スター・ウォーズ 反乱者たち』に登場したキャプテン・レックス、コマンダー・ウォルフ、そしてクローン・コマンドーのグレガーの過去バージョンがキャプテン・レックスのAT-TE(75157)で製品化されました。

こうしてコレクターにとって静かな数年が続いた後、2020年に登場したクローン・トルーパー 501部隊(75280)はファンの熱狂的な支持を集めました。このセットには、501部隊のクローン・トルーパー3体とジェット・トルーパー1体が付属し、新しいクローン・トルーパーのヘッドパーツも導入されました。さらにスペシャリストであるエアボーン・トルーパーも再登場し、ファンの間では「フェーズII仕様のコマンダー・コーディもついに登場するのでは?」と期待が高まることとなったのです。

他にもクローン・トルーパーが続々登場

2022年、待望のフェーズII仕様のコマンダー・コーディがAT-TE ウォーカー(75337)でついに登場しました。同セットには、第212大隊のクローン・トルーパー3体と、限定仕様のクローン・トルーパー・ガンナーも含まれています。このとき、コマンダー・コーディのオレンジのバイザーを取り付けるため、フェーズIIのヘルメットには両側に小さな穴のある新しいデザインが採用されました。さらに2022年初頭には、リパブリック ファイター タンク(75342)で紫のアーマーをまとった第187大隊が初登場。前年にはバッド・バッチ™のメンバーも製品化され、コレクションはさらに広がっていきました。

そして2023年、ディズニーによる『クローン・ウォーズ』20周年の記念も重なり、クローン・トルーパーのラインナップはさらに充実。2種類の新しいバトルパックには、『Star Wars バトルフロント™ II』に登場するさまざまなスペシャリストや、アソーカ直属の第332中隊トルーパーたちが含まれていました。また、有名なコルサント・ガードも2023年にアップデートされ、巨大なヴェネター級リパブリック・アタック・クルーザー(75367)では、キャプテン・レックスが約10年ぶりに『クローン・ウォーズ』を題材にしたセットへ復活を果たしました。

クローン・トルーパーファンが愛してやまないキャプテン・レックスは、その翌年キャプテン・レックス の Yウィング マイクロファイター(75391)で再登場しました。さらに2024年1月にはクローン・トルーパーとバトル・ドロイド バトルパック(75372)で、白いアーマーをまとった標準型クローン・トルーパーも復活。新しいキャラクターとしてARCトルーパーのファイヴスも登場し、レゴ スター・ウォーズ25周年を記念した複数のミニフィギュアのひとつとしてタンティヴ IVの船内(75387)に採用されました。

そして『シスの復讐』公開20周年を迎える2025年、レゴ スター・ウォーズ セットには、人気の部隊から知る人ぞ知る共和国の兵士たちまで幅広く登場しています。今後もさらなるクローン・トルーパーがレゴ スター・ウォーズ シリーズに加わることは間違いありません。「さらに100万体のクローンが到着するだろう」…というのはさすがに大げさかもしれませんが、さらに新しいミニフィギュアが次の出撃を待っていることは確かです!