(0)
完成までの道のり:レゴ®アーキテクチャー タワーブリッジ セット デザイナーインタビュー

完成までの道のり:レゴ®アーキテクチャー タワーブリッジ セット デザイナーインタビュー

先日、レゴ アーキテクチャー シリーズでも特に人気の都市を象徴する新しいモデルが登場しました。

「ビッグ・スモーク」「ザ・シティ」の二つ名を持つ街、ロンドン。

今回新作セットのモチーフとして選ばれたのは、ロンドンのアイコンともいえるタワーブリッジです。創造力あふれるデザインプロセスを経て、3,745ピースで細部まで精巧につくられた、ディスプレイにもぴったりな素晴らしいレゴ®ブロックのセットが完成しました。

象徴的なタワーブリッジそのものと同様に、このセットにも見た目以上の魅力が詰まっています。そのすべてを詳しく知るべく、シニアモデルデザイナーのジェイ・ウォン・リーに新作セットの開発ウラ話を聞きました。

橋づくりの第一歩

ジェイ・ウォンは韓国で14年間建築士として働いた後、家族とともにデンマークのビルンに移住し、レゴ デザイナーとして働き始めました。そして今回、タワーブリッジ プロジェクトを始動するにあたってイギリスを訪問したとジェイ・ウォンは説明します。   

「デザインの初期段階で、参考写真を撮るために娘といっしょにロンドンへ行ったんです。実は、私たち親子にとって初めての二人旅でした」

「私が橋の写真を何枚も撮っていた時、娘に『なぜそんなにたくさんの写真が必要なの?』と何度も聞かれました。ただ、本当の理由を説明することはできませんでしたね。家族にさえ秘密のプロジェクトだったんです」

旧バージョンとの違い

さて、記憶力の良い方は、以前にもレゴ クリエイター エキスパートのタワーブリッジ セットが発売されたことをご存じかもしれません。さて、今回のセットは一体何が違うのでしょうか?

「最大の違いは、川が追加されていることです」とジェイ・ウォンは言います。「建築物のディテールのリアルさも全体的に向上しました。スケールは以前のバージョンよりも小さくなっていますが、今回のセットの比率やディテールは実際の橋により近いものとなっています」

「もう一つの重要な改良点は、ディスプレイの際に移動しやすくなるように、軽量化と持ち運びのしやすさを特に考慮してデザインしたことです」

それは素晴らしいディスプレイになりそうですね!もちろん、これはレゴ セット。ただ飾るだけではなく、実際に動かせてこそ楽しめるというものです。

「デザイン上の最大の課題は、橋の開閉機構を非常にコンパクトなスペースに収めつつ、セット全体の安定性を確保することでした」とジェイ・ウォン。完成時に開閉どちらの状態でもディスプレイできる中央の跳ね上げ式可動橋(バスキュール)は、彼が間違いなく一番苦労した部分でした。しかし同時に、とびきり誇りに思っている部分でもあります。

「スムーズに動作する仕組みをつくりつつ、モデル全体の安定性を維持できたことにすごく達成感を感じています!」

隠れた仕掛け

もちろん、その他にもジェイ・ウォンが特に気に入っている部分があります。

たとえば、レゴ アーキテクチャー 姫路城の屋根板を使ってテムズ川の水面を表現した点。「あのブロックにこんな斬新な使い方が?!」というデザイナーのアイデアには、いつだってワクワクしますよね。

さらに、橋に描かれた紋章は、初代レゴ クリエイター エキスパート タワーブリッジ セットへのオマージュとして加えられたもの。橋の交通に関連した、とっておきのサプライズ要素も隠されています…が、それはまた別の機会にお話ししましょう。

最後に、彼の創造力の結晶であるこのセットがついに発売された今、ジェイ・ウォンに一番楽しみなことは何か聞きました。

「娘は、私があんなに橋の写真を撮ってばかりだった理由をようやくわかってくれるでしょう」

「このセットは、私たち親子にとってさらに特別な存在になると思います。初めての二人旅の思い出が詰まったアイテムだからです。この先、このセットを見るたびにあのかけがえのない時間を振り返るのが本当に楽しみです」

思わずウルッとする素敵な話ですね。

他のセットや関連コンテンツをお探しですか?

Adults Welcomeページから、大人向けのセットや関連の読みものをご覧ください。