中でも、私たち大人たちにとってひときわ懐かしい番組があります。それは、地球を守るためにセイバートロンからやって来た勇敢なオートボットたちの物語。
そう、『戦え！超ロボット生命体トランスフォーマー』です。
なかま思いで強さと勇敢さ、そしてユーモアも兼ね備えたトランスフォーマーは、子どもたちのお手本となる存在でした。
そしてついに、総司令官コンボイが現代によみがえります。レゴ® オプティマスプライムは、当時人気だったG1（ジェネレーション1）デザインのおもちゃをモデルにしています。
本セットの開発を担当したレゴデザイナーのジョセフ・カイドは次のようにコメントしています。「オプティマスプライムはリーダーとしての資質をすべて備え、トランスフォーマーの中で最も頭の回転が速く、最もパワフルな存在でした」本セットの開発に当たっては、ジョセフ以上の適任者は考えられませんでした。なぜなら、ジョセフはかつて、初代トランスフォーマーのおもちゃを開発・販売したハズブロ社に勤務していたからです。
「オプティマスプライムとの付き合いは、かなり昔にさかのぼります。トランスフォーマーのおもちゃ開発に関わったこともあるし、なによりトランスフォーマーの大ファンです」
ご存じの通り、 トランスフォーマーは、コミックのキャッチフレーズ「モア・ザン・ミーツ・ジ・アイ」の通り、見かけ以上の力を秘めています。自動車や物体、飛行機に変形するキャラクターたちは、まさに変幻自在。
レゴ オプティマスプライムも、G1コンボイのおもちゃやコミックのキャラクターのように真っ赤なトレーラートラックに変身します。
しかし、従来の2in1セットや3in1セットとの違いは、組み替えせずに変形できること。
「4才のクリスマスにもらったG1コンボイのおもちゃがひらめきの原点です。だから、コンボイのことは隅から隅まで知り尽くしているんですよ」とジョセフは言います。
モデルになったおもちゃと同じように変形するモデルを、レゴブロックでどのようにつくり上げるかが最大の課題でした。
「ブロックの基本は、組み立てたものを壊して組み替えるサイクルの繰り返しです。そのため、どうすればうまく変形させられるか頭をひねりました」
努力を重ねた結果、ジョセフは変形に成功しました。
レゴ オプティマスプライムは、ブロックを動かし、モデルの一部を折りたたむことによって、わずか1～2分でトレーラートラックに変形します。想像するだけでワクワクしますね。本セットには、手順がひと目でわかる組み立て説明書も付属しています。
トランスフォーマーファンに子どもの頃を懐かしく思い出していただくため、本セットには実物そっくりの機能や驚きのギミックを詰め込みました。
「胸の部分が特に気に入っています。そこを開いてリーダーの証しであるマトリクスを取り外すことができます」とジョセフは説明します。
「マトリクスのないオプティマスプライムなど考えられません。それくらい重要な特徴です」
ジョセフがこだわって取り入れたもう一つの特徴は、ピカピカのメタル調ボディです。
さらに、オプティマスプライムがディセプティコンとの戦いで使用するブラスターも付属しています。
本セットは、ハズブロ社とレゴグループという世界規模の玩具メーカーが手を組まなければ誕生しませんでした。
「2社のあいだには“ポップカルチャーのアイコン、オプティマスプライムをテーマにした新機軸の商品を共同開発しよう”と言える素地がありました」
「これこそトランスフォーマーというブランドの価値です。競合同士が手を組んででも、ファンのために優れた商品づくりをしたいと思わせるほど象徴的なブランドだからこそ、関係者全員が熱い思いで取り組みました」
すべてがブロックでできたレゴ オプティマスプライムは、ひと味違うトランスフォーマーコレクションです。いつでもロボットからトレーラートラックに変形させて、ディスプレイを楽しめます。
「80年代のトランスフォーマーのおもちゃやコミックは、当時の子どもたちにとって時代のシンボルでした。レゴバージョンのオプティマスプライムをその頃のファンに楽しんでいただきたいと願っています」
『戦え！超ロボット生命体トランスフォーマー』の懐かしいエピソードをもう一度観たくなった方もいるのでは？
オートボットのリーダー、オプティマスプライムには、いつも頼りになる仲間がいました。その中でもバンブルビーは、トランスフォーマーファンのお気に入り。
950ピースのパーツでつくり上げるレゴ アイコン トランスフォーマー バンブルビーは、黄色と黒のボディカラーも、車からオートボットへの変形も懐かしいアニメキャラクターそのもの。全身の関節を動かせる可動フィギュアは、ブラスターとジェットパックも装備しています。
オプティマスプライムの最高の相棒が、ご家庭のコレクションにやって来ます。
