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    レゴ®アイコンで祝う『スター・トレック』誕生60周年

    レゴ®アイコンで祝う『スター・トレック』誕生60周年

    60年前、ある宇宙船を描いたテレビ番組が、SFの在り方を大きく変えました。

    大人気シリーズ『スター・トレック』に登場したU.S.S. Enterprise NCC-1701 ブリッジは、単なるドラマの舞台としての存在を超え、この壮大な宇宙の冒険物語とファンたちをつなぐ架け橋となっています。

    この記事ではレゴ®アイコン Star Trek: U.S.S. Enterprise NCC-1701™ ブリッジ(11385)の制作ウラ話について、この素晴らしいセットを担当したレゴグループのデザインマスター、ヘンリック・アンデルセンに話を聞きました。

    単なるセット以上の、夢をカタチにした逸品

    これまで数多くが世に送り出されてきたレゴ セット。開発ミーティングから始まるものもあれば、ちょっと違った出発点のものもあります。このセットの原点は、デンマークのある少年がテレビのチャンネルを切り替えるうちに、衝撃的な番組に偶然出会ったことでした。その後、そのドラマは何十年もの間、彼の心に残ることになります。

    ヘンリックは次のように語ります。「私はデンマークで育ちましたが、当時はテレビのチャンネルが1つしかありませんでした。ドイツ語のチャンネルは3つあり、その1つが『Raumschiff Enterprise』(ドイツ語で『Star Trek』)だったんです。私はこのドラマに夢中になり、それ以来ずっと『スター・トレック』の大ファンです」

    『スター・トレック』誕生60周年を記念してこのセットが発売されたことは、ヘンリックにとって何十年越しの夢が叶った、特別な出来事です。

    「(1998年に)レゴグループに入社して以来、レゴ スター・トレック モデルの開発に携わるチャンスをずっと待っていました」と話すヘンリック。「まさに夢が現実になった気分で、実際に完成したモデルにもすごく満足しています。今から発売が待ち切れません。特にワクワクするのは、1970年代後半のあの当時、私に『スター・トレック』を教えてくれた兄にこのセットをお披露目できることです」

    伝説をレゴ®ブロックで再現

    1966年9月にオリジナル版『スター・トレック』が初放送されたとき、世界中の人々は、勇敢な探検家たちで構成されたクルーが宇宙船に乗り込み、任務を開始する様子を見守りました。その宇宙船はその後SF史に名を刻み、そして多くの名場面の舞台となったブリッジは、宇宙船そのものと同じくらい象徴的な存在となったのです。

    カークが考えられないような決断を下し、スポックがアイコニックな眉を上げ、ウフーラが呼び出し周波数を開き、スコッティが窮地で活路を見出した場所こそが、このブリッジです。

    どこか革命的な雰囲気を醸し出す、すっきりとして洗練されたそのデザインは、今日でも未来的な魅力を放っています。

    象徴的なブリッジがレゴ セットになるまで:  リサーチとインスピレーション

    ヘンリックは次のように話します。「テレビドラマ版よりも、古い『スター・トレック』映画の方が記憶に残っていたので、1966年のオリジナルシリーズをもう一度観直すことにしました。また、番組の公式画像や、これまでに見たことのある楽しいものの記憶をもとにセットのデザインに着手しました。

    Enterpriseの円形状のブリッジを再現するのは、簡単そうに聞こえるかもしれませんが、レゴ ブロックを使うとなると一筋縄ではいきません。

    「最大の課題は、大きい開放的な円をベースとしてつくり、それを動かせるだけの強度を持たせることでした。モデルを可能な限り円形にしたかったので、それが最初に力を入れた部分です」と彼は説明します。

    開発プロセスの当初から、メインコンソール部分と転送室を独立した、組み合わせ可能なモジュールにすることが決まっていました。「それらをメインリングの一部にすると、さらに大きな安定性の問題につながる可能性があるからです」とヘンリック。このモジュール式のアプローチは、実用的な理由から複数のセクションに分けて作られていたオリジナルの撮影セットにも共通するものです。

    転送室の製作は、それ自体がまた別の課題となりました。モデルの中でミニフィギュアが“消える”仕組みをどのように実現したのでしょうか?その答えは、ぜひ実際のセットでご覧ください。

    このセットならではの魅力

    このセットは、単なる記念セットではありません。一人の『スター・トレック』ファンが伝説的なSFメディア・フランチャイズにあてたラブレターです。特別な想いが込められたセットには、すべてのファンが夢中になる魅力的なディテールやサプライズが詰まっています。

    ピース数は「U.S.S. Enterprise NCC-1701」の登録番号と同じ1,701ピース。もちろんこれは偶然ではありませんが、危うくこのアイデアがお蔵入りになりかけたのはここだけの話です。

    「これは当初から私が考えていたことでした」とヘンリックは説明します。「でも、デザインの過程でモデルがほんの少し変わったため、このアイデアを実現できたのは後になってからだったんです。妥協せずにチーム内のさまざまなパートナーたちと地道にやりとりを続け、最終的にちょうど1,701ピースに収まるようにしました」

    また、宇宙艦隊のクルーを再現した精巧なミニフィギュアが8体含まれています。指揮席のカーク、科学ステーションのスポック、通信担当のウフーラ、機関部のスコットが揃い、ドラマの雰囲気がいきいきとよみがえります。このドラマシリーズがここまでの人気を得た理由は、宇宙船やそのミッションだけではなく、Enterpriseで繰り広げられる人間模様、そしてすべての人類にとってより良い未来をつくるという壮大な冒険にありました。

    『スター・トレック』誕生60周年を祝うのに、このセットを組み立てる以上にふさわしい方法はありません。素晴らしいセットをカタチにしてくれたヘンリックに、“長寿と繁栄を”!

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