レゴ®スター・ウォーズ™の日は5月1日～5月5日まで詳細を見る
冷たい風が吹きすさぶスコットランド高地。ここで開かれる究極のオフロードレースに2人の冒険家が挑む！
レゴ グループとランドローバーが共催するこのレースでは、標高316m（キリン58頭分の高さ）のロットメル・ヒル制覇を目指します。
もちろん、ただの山登りではありません。2人はそれぞれ、野性味あふれるパワフルなランドローバー クラシック・ディフェンダー90を乗りこなし、険しい山道を駆け上ります。機能性バツグンのステアリングや全輪駆動を誇るランドローバーは、アウトドアの冒険のために開発されたクルマです。
ロットメル・ヒルの頂上には別の難問が待ちかまえています（賢明な読者の方はすでに見抜かれているかもしれませんが、ここでレゴ®ブロックが登場しそうです…）。
スコットランド高地に吹く風が、冒険の予感を知らせます。山頂まで駆け上り、チャレンジをいち早く完了するのは、果たして誰だ？！
すべての撮影ウラ話は、こちらからごらんください
アルド・ケイン
スコットランド出身のアルドは、世界で最も過酷な遠隔地などの探検で知られ、世界記録も樹立している冒険家です。世界屈指の危険な活火山であるコンゴ民主共和国のニーラゴンゴ山にも挑んだことがあります。
「幼いころから冒険を繰り返していました。危険な場所や耐久力が求められる環境に身を置くと、学校や職場では習えないたくさんのことが学べます」
今回は、子どもの頃からもう何十年も触っていないレゴセットのチャレンジが手強そうだと考えています。
ラハ・ムハラク
アラブ系女性として初めて世界最高峰エベレストと七大陸最高峰の登頂に成功したラハは、 サウジアラビア出身。負けず嫌いの彼女は、常に自分の限界を超える目標に挑戦し続けています。
「もともと山登りが好きでアスリートになりたいと思っていました。周りの人に嘲笑されても自分の意志を貫きました。何ごとも最初の一歩を踏み出すことが肝心です」
子どもの頃は、イスラム教のお祝いであるイードの度にレゴセットをもらっていたと言う彼女は、大人になった今でも組み立て遊びが大好き。
「レゴセットを組み立てる辛抱強さと組み立てスキルでは、アルドに負けないと思うわ」と抱負を述べています。
頂上を目指してスタートを切った2人。アルドは自信満々です。地の利はもちろん、長年のオフロード走行の経験が物を言います。
それに比べ、ラハの運転はどちらかと言えば慎重気味です。
「ここは彼のホームグラウンド。そのうえ、オフロードの走り方も熟知しているから、いろいろな点であっちが有利ね」
「最初はランドローバー ディフェンダーのサイズとパワーに圧倒されまくりだったし、山道の険しさと言ったらなかったわ。こんな経験は初めてよ。走っている最中に車輪の一つが宙に浮いた場所もあったわ」
登頂レースの全容はこちらからご覧ください
2時間近くも接戦を繰り広げた後、ラハが持ち前の負けん気を発揮して、わずか数秒の差でアルドよりも先にゴールしました。しかし、レースはまだこれから。
山頂に停車している黄色のランドローバー ディフェンダーが見えます。これこそ、世界で最も遠隔地に開店した世界最小のレゴ ストア！さあ、ここからレース後半戦の始まりです。
2人のチャレンジャーは、これから何時間かかろうがレゴ®アイコン ランドローバー クラシック・ディフェンダー90を完成させなければなりません。
一方のアルドは、30年以上もレゴセットに触っていません。
「これを夜通し組み立てるのは大変だ。 冬のスコットランド高地は寒いし、おまけに雪が降ってる。でも、その点では南国出身のラハよりも分がありそうだね」
夜のとばりが降りたスコットランド高地では気温が氷点下を下回り、手がかじかんで思うように動かせなくなり、視界も悪くなります。そして精巧なモデルのパーツを作業中に失くさないようにすることも至難の業でした。
「これまで極めて過酷な環境で様々なミッションをやり遂げてきた…そういう時は、みんなで協力して事を運ぶようになる。今回も、結果的にラハと力を合わせることになったよ」とアルドは言います。
「冷たい風雪にさらされながら、険しい山道を走行した挙句、頭を使って組み立てに挑まなければならなかった今回のチャレンジは、なかなかタフでクタクタになったけど、真の冒険の要素がすべて揃っていたと思う」とアルドは言います。
2人は食事でエネルギーを補給しながらコツコツと作業を続け、完成まであとわずかというところで、それぞれラストスパートをかけて勝利を目指しました。Land Rover and the Land Rover logo are trademarks owned and licensed by Jaguar Land Rover Limited.
