レゴ®スター・ウォーズ™の日は5月1日～5月5日まで詳細を見る
レゴ®デザイナーたちは、チャレンジに燃えるタイプばかりと言っても、驚くことではないかもしれません。歴代最多ピース数セットの開発にせよ、リアルさの追究にせよ、レゴ セットの可能性を書き換えるため、常に邁進しています。
だからこそ、レゴ テクニックシリーズの製品開発にヤマハ MT-10 SPの名が挙がったとき、デザイナーたちはこのセットで新境地を開こうと意気込みました。
ヤマハ MT-10 SPは、ヤマハ発動機が誇るハイパーネイキッドカテゴリー最高峰の高性能モデルであり、その動力性能と俊敏な走りで知られ、バイク界に新ジャンルを確立しました。
この桁外れのバイクにオマージュを捧げるため、私たちはこれまでに例を見ないほど精巧なエンジンと変速機の模型を開発しました。
このチャレンジに果敢に挑んだデザイナーは、レゴ グループ勤続30年以上のバイク愛好家ラース・チューエセンでした。
ラースによれば「本物の動きをリアルに再現できる変速機を目指すため、新しいパーツの開発が必要になりました」
「変速機には新パーツが4つあり、その一つがシフトドラムです。他にも、歯車を8分割したようなラチェットドラムや、シフトフォークとギアシフトリングもあります」
新パーツの開発にはワクワク感がつきものですが、新セットの開発と同時進行するとなると、それなりの課題にも突き当ります。
「新パーツと新セットの開発を同時進行するのは、航海しながらヨットを組み立てるようなものです」とラースは笑います。
このセットのリアルさはもちろん、そのサイズにも驚かされます。
レゴ テクニック ヤマハ MT-10 SPは、レゴ テクニック BMW M 1000 RRと並び、レゴ テクニック バイク コレクションの歴代1位を誇る1/5スケールモデルです。
ご興味のある方は、レゴ®テクニック BMW M 1000 RRのリアルさの秘密をご覧ください。
サイズと言い、組み立て難度と言い、自らの限界に挑戦したいビルダーにぴったりのセットです。
「取り組んでみるだけのことはありますよ」とラースが続けます。「可動パーツはどれも外側からは見えません。モデルが完成すれば、エンジンは外装に覆われてしまうため、中で何が起きているのか見ることはできません」
バイクの模型は飾るだけでもカッコいいですが、内部の動きを見ることができたらもっと楽しいはず。そこで私たちは、技術を駆使してこの点を解決しました。
本セットはレゴ テクニック ARアプリに対応し、つくり手のバイク歴にかかわらず、完成モデルの内部構造を見ながら、そのカラクリについて楽しく学ぶことができます。
「アプリはセットについてきます」と説明するのは、レゴ グループ インタラクティブ・プレイ・デザイナーのアン・カーリングです。「無料ダウンロードできるアプリで3種類のデジタル体験を楽しめます」
「アプリのモードは全部で三つ」とアンは続けます。「その中の一つでは、本物のヤマハ MT-10 SPを体験できます。サイバーパンクの世界を疾走すると、スロットルが画面表示され、バイクのスピードが上がる様子や回転数（RPM）を確認でき、リアルなエンジン音も聞こえてきます」
「二つ目のモードは、レゴ セットを詳しく解説するデザインになっていて、バイクのX線画像によって、変速機の中で動くパーツの様子を目視できます」
やり方はカンタン。携帯のカメラをモデルに向けるだけで、変速機内部の様子がアプリにリアルタイムで表示されます。
「三つ目のモードでは、本物のヤマハ MT-10 SPの3Dモデルをご自宅の好きな場所に飾ることができます」とアンは言います。「そのスクショを撮って眺めるだけでなく、レゴ バージョンに切り替えて、レゴ ヤマハ MT-10 SPのフルサイズモデルをご自宅に飾ることも可能です」
つまり、どのモードを選んでも本セットの楽しみをさらに充実させてくれるアプリであることに間違いはありません。
革新的な技術と難度の高い組み立てモデルでファンを魅了してきたレゴ テクニックシリーズ。新登場のレゴ ヤマハ MT-10 SPも、その期待を裏切らない精巧なレプリカモデルです。筋金入りのヤマハファンやバイクファンはもちろん、次なる組み立てチャレンジをお探しの方にも自信をもってお勧めできます。
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