3Dデジタル組み立て説明書

テクニック向け 3Dデジタル組み立て説明書の紹介 お待たせいたしました。テクニックモデル向けのレゴ®デジタル組み立て説明書 アプリがダウンロードできるようになりました。まだ初期バージョンですが、うれしくてワクワクしています!

なぜデジタル組み立て説明書をつくったの?何ができるの?マーケティング主任のニールス・ヘンリクと組み立て説明書のスペシャリスト、トーベンが、新しいレゴ®組み立て説明書アプリがどのようにしてできあがったのか、これを使って何ができるのかを説明してくれます。

ニールス・ヘンリク:質の高い紙ベースの組み立て説明書をつくるのはとても重要で、今も昔も変わらず私たちが続けていることです。でも同時に、スマートデバイスやタブレットの環境を利用して、組み立ての体験をより良いものにしたいと思っていました。まずは実物のレゴ®テクニックにはどのような特徴があるのかを考えてみました。 

1.3次元構造である 2.機能がたくさんある 3.どこからどのように組み立てはじめても、最終モデルが完成するまで長い間楽しむことができる 

これらの特徴をデジタル組み立て説明書にもりこむにはどうしたらいいだろうか?
組み立てがどこまで進んでいるのか、すぐにわかるといいですよね。だから、重要な組み立てのステップをデモで見たり、確認できたりすればどんなにすばらしいかと考えたわけです。やっと完成したと思ったら、パーツが2つ残っていて車輪が回転しなかった、なんていやですよね。(レゴ社のみんなが経験していますから、はい。)

組み立てをもっと楽しむことだけが開発の目的ではありません。モデルに付属している説明書をなくしてしまうことがあると思いますが、その代わりのものを手軽に早く見つけられればいいですよね。だからオンラインで入手できるインタラクティブバージョンと、タブレット向けのモバイルバージョンの両方を開発することに意味があるんです。

今のところデジタル環境で組み立て説明書を手に入れるには、レゴのホームページからPDFをダウンロードするしかないですね。説明書をなくしたら、それくらいしか他に手に入れる方法がないんです。

どこからはじめるか?


トーベン:まずマインドストームチームに注目して、彼らからヒントを得ようとしました。彼らは社内の3Dアーティストや外部のデベロッパーと協力して、プラットフォームにぴったり合った形でコンセプトを実現させています。私たちは組み立て説明書のエキスパートを呼びよせたり、デベロッパーに会ったり、3D部門のメンバーといっしょに何ができるかを考えたりしました。とにかく構想の本当に早い段階で、できるだけ多くの専門家を巻きこんだのです。


ぜったいにゆずれない最低ラインとして、デジタルバージョンの組み立て説明書は、印刷バージョンの組み立て説明書の品質と基準に見合っていなければなりません。最も重要なのは、すべてのパーツがわかりやすく表現されていることでした。カラースキーム、パーツの概要、原寸表示など、備える要件が多くあるうえ、非英語圏ユーザーの言語バリアを解消するため、説明書にはアイコンだけを使用しなければなりません。

知識の泉にたくさんのヒントをつめこみ、「ほしいものリスト」を作成しました。しかし、マインドストームのコンセプトはすばらしいものですが、私たちのニーズに適合させるには変更しなければならない点がたくさんあることがわかりました。私たちは、テクニックだけでなく、将来的にすべてのレゴ®モデルに適合するような基本テンプレートを開発したいと考えていたのです。

開発とテスト ニールス・ヘンリク:将来有望なビルダーに見せても差しつかえないレベルまでアプリのプロトタイプができた時点で、実際に子どもたちでテストしてみました(この過程で彼らに害となることはありません)。テストグループの男の子の多くがテクニックを組み立てた経験がありました。そのため、デジタルバージョンの組み立て説明書が彼らの期待にこたえるものであるのか、印刷バージョンと比べて完成モデルに何かちがいが出るのかを知りたいと思いました。
トーベン:デジタルバージョンを使用した男の子の多くは、モデルの組み立てに少し時間がかかりましたが、完成したモデルのまちがいが少ないことがわかったのです。これはもっとも重要な発見のひとつでした。 

そのほかに考えなければならなかったのは、色の表現とソフトウェアの更新です。印刷バージョンでは色彩のレベルをコントロールすることができますが、デジタルバージョンでは、ビルダーがそれぞれ設定を調節する必要があります。OSやブラウザなどが異なれば、色の出方も異なるでしょう。

レゴ社ではこのようなシステムを今まで開発したことがありませんでした。そのためアプリの範囲をせばめ、まずは「42022 ホットロッド [商品ページのリンクを挿入]」にしぼってAB両モデルの説明書をつくりました。こうすることで、初期バージョンにできるだけ多くの「ほしいものリスト」の機能を組み入れることができました。

  • すべての組み立てステップに3Dアニメと再生オプションをつける ズーム機能 必要であればパーツを原寸表示できるようにする ビルトインのチュートリアル機能 各ステップでパーツの概要を表示 今現在、どの部分を組み立てているのかがわかる解説を表示 ウェブサイトにオンラインバージョンがある アプリは現在、iPadとiPad Mini、そしてAndroid搭載の数モデル向けに最適化されている

アプリはスマートフォン向けに最適化されていません。原寸表示をするためには、現在使用できる一番小さなプラットフォームがiPad Miniになってしまうのです。

それではみなさん、楽しいホリデーシーズンをお過ごしください。 レゴ®テクニック・ホットロッド(42022)向け3Dデジタル組み立て説明書アプリ

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