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オオカミ男

「ガルルル!」

夜空に満月がかがやくと、オオカミ男は半人半獣の生き物と化す。野生の本能をコントロールすることができない彼は、ただただ暴れ回って住民をふるえあがらせるのだった!

…うん、実際には穴をほってイヌのおもちゃをうめたり、投げられた棒を取ってきて公園中をはしゃぎ回ったりしているだけなんだ。オオカミ男が自分のシッポを追いかけているところを見られたら、ちょっとはずかしい。見なかったことにして、こわがるフリをしてほしいんだ。彼にとっては大事なことだろうから。