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ほう石ドロボウ

「つかまるわけないわ!」

まよ中は、ほう石ドロボウのかせぎ時。パトロールのおまわりさんが見ていないすきに、屋根にのぼり、やすやすとアラームのスイッチをオフにしたら、天まどのガラスを切って、金庫室におりていくんだ。レーザー線をうまくかわしながら、金庫のあんごうをといて、中に保管してある高価なダイヤモンドを手ににげていく。番犬のあごをそっとなでてあげたりして、よゆうたっぷり。

でも、どんなにかんぺきにぬすんでも、自分のしわざだとわかってもらえなければ意味がない。ゆうめいなドロボウたちは、げん場に自分の目じるしをのこしていくものだ。そこで彼女も自分にぴったりの目じるしを決めた。ほら、ほう石ほど、ほう石ドロボウらしいものはないよね?だから、新しいほう石をぬすんだときには、前にぬすんだほう石をかならず落としていくんだ。