NASAの火星たんさ車「パーシビアランス(えいごで“がまん”という意味)」が火星にちゃくりくする とあって、今日は火星に注目が集まっています。たんさ車は、古代の生命体についてちょうさをおこないます!
2月18日
「パーシビアランス」は、火星のジェゼロクレーターにちゃくりく予定です。地球をとび立ってから7カ月間、太陽けいを旅して火星にとうちゃくします。それから火星のカレンダーで数えて1年間(地球のカレンダーではおよそ687日)を火星ですごし、ひょうほんを集めたり、かんきょうを調べたりします。
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火星へのちゃくりくは、むずかしいことです。たんさ車がうまく ちゃくりくできる かくりつはたった40%です。ちゃくりくの時、たんさ車は たいねつシールドをつけて、時速2万キロより速いスピードで火星のうすい大気をつきぬけていきます。その後、パラシュートが開いてゆっくりと 地上にとうたつします。
家族と一緒に着陸を見に行きましょう。NASAのウェブサイトですべての情報を見つけてください。
ひざくらいの高さの岩があるデコボコの地面を、チタンとアルミでできた車りんで 走っていきます。
「スーパーカム」は、レンズを上や下にむけられるトップクラスのカメラです。
火星の土のクローズアップをさつえいする けんびきょうカメラの名前は、シャーロック。
たんさ車の本体には、コンピューターやさまざまな電子きかいやシステムがつまれていて、しっかり守られています。大きさと重さは、だいたい車と同じくらいです。
たんさ車の電げんは、2つの電池。車のせなかにつまれていて、重さはおよそ45kgです!
また、たんさ車の長いさおの先には主なカメラとセンサーがついていて、人間の目のように まわりのかんきょうを見ることができます。